消滅する在日韓国、朝鮮人

永住している外国人に地方参政権を与えるかどうかのときに一番大きな問題になったのは在日韓国、朝鮮人です、この在日朝鮮、韓国人と呼ばれているのは日本に住む韓国、朝鮮人ではなく、日本に戦前や戦中から住む在日ということです、この在地に韓国、朝鮮人は特別永住者という枠でくくられています、

在日韓国、朝鮮人の人口は84年を境にして減少しています、ここ数年間は平均して1万人強の人口の減少が見られます、この人口の減少は何なのか、そして在日はどのようになるのかという事を論じて生きたいと思います、

在日の人口の減少には３つの要因があります、

（1）日本人との結婚の増加、
（2）国籍も母系主義から父母主義へ
（3）日本国籍の所得の増加
　
(1)日本人との結婚の増加

日本人との国際結婚が増えています、昭和30年には同胞同士の結婚が66,9パーセント、65年にも64,7％をしめていました、1975年には49,9パーセントと初めて50％を割りました、1985年には70％以上が日本人との結婚になり、１９８９年には80％以上が日本人との結婚となりました、今では更に進み在日同士の結婚が約1割となってしまいました、

そのために韓国人や北朝鮮の国籍の子供として生まれてきたのが減少しています、最盛期に比べて子供の数が2割になってしまいました、

(2)国籍が母系主義から父母主義へ

国籍法は84年12月31日まで在日の父と日本人の母親から生まれた子供はみな韓国籍や朝鮮籍でした、85年1月1日より父母両系主義になりました、日本国籍で申請できるようになりました、成人のときに日本国籍か韓国、朝鮮国籍か選ぶことができるシステムとなりました、ほとんどが日本国籍を選ぶために韓国、挑戦席の人は減少しています、

(３)　日本国籍の所得の増加

日本国籍の所得者が増加しています、０３年には過去最高の１１７８８人が帰化しました、帰化は９２年ごろから急速に増え、９５年には年間１万人以上の人が帰化しました、帰化がやさしくなってきたこと、又長年日本に住んでいるために民族意識が薄れているように思われます